姫昌(きしょう)

西伯侯。
伯邑考、姫旦の父。
賢人太公望呂尚(たいこうぼう りょしょう)を軍師に迎え、後に周の国となる基盤を作る。
没後、跡を継いだ息子の姫発が周の武王となると、姫昌を周の始祖、文王と追号する。

BC1090

姫昌列伝「決別」

姫昌は殷の政治の中枢を担っていた「三公」のひとりだが、7年間、羑里(ゆうり=監獄の意)に幽閉されている。
息子である伯邑考(はくゆうこう)で作られた肉団子を食べることにより解放され、さらに西伯候(せいはくこう)の地位を授けられる。

BC1056

姫昌列伝「夢の中で」

西伯候の地位を授けられ、西岐(さいき)を治めている姫昌。
伯邑考の仇、崇侯虎(すうこうこ)を討つため、崇侯虎軍を西岐に誘き寄せて戦闘を行っている。
崇侯虎軍の策にはまったかに見えた姫昌だが、この戦闘の裏で太公望呂尚が召の国と同盟を結び、崇侯虎本人と本国を倒していた。
仇を討ったかと思えた直後、姫昌は遠征の疲労と老衰により急死する。
最期に息子、伯邑考の声を聞きながら。

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